年が明けましたね
今年もよろしくお願いします
新しい年を迎えるにあたり
何かお正月っぽい絵を描こうと
色々と調べて
お絵描きしてたんですが
何でだか
空と雲以外を描く情熱があまりない
自分がいる事に
気がつきました
お花を描こうと思っても
どーも上手くいかない…
ワンコやネコ様達と違って
お花には
最高に美しく見えるアングルとか
時期とか光加減があるらしい…
なので私の敬愛する画聖
速水御舟の画集を引っ張り出してきて
日がな一日
眺めてはその美しさに
ため息をついておりました
速水御舟の様に
自由自在に花を描くのは
まだまだ無理だけど
御舟のセンスは学べるかも
と思い
御舟の花達を模写する事に
しました
御舟は日本画の画材で絵を描いてますが
そこはとてもじゃないけど
模倣出来ないので
私は家に沢山ある
パステルで模写しました
そのあたりを考慮して
ご覧いただけると
幸いに存じます
😊
牡丹花 墨牡丹
の模写
紅梅 白梅
の模写
緋桃図 桃花
の模写
そして速水御舟の
牡丹
の模写
模写っていいですよねー
我が愚息を見てて思いますが
音楽やギターも
初めは美しいと思うフレーズを
自分の耳で聴いて真似しますよね
いわゆる耳コピってやつ？
ちなみに
息子はこの世で一番
VENUSのギターソロが好きなのだそうです
とても美しいと言っていました
それを一生懸命耳コピして
必死に練習していました
自分がそれを
美しいと思うからこそ
自らが弾く音とその音の違いを
見極める事ができるのでしょうね
まあ音は見えないから
聴き極めるって言った方がいいのかな？
きっとそこには
ギターを弾く人間同士にしかわからない
メッセージが…
貴方からのメッセージが…
隠されているんだろうなって…
息子はそれに触れたいのだろうなって
最近わかりました
そしてそれは
その曲が好きで
美しいと感じる『心』があって
それに近づきたいと思って
必死に頑張った先に
出会えるご褒美なんでしょうね
まぁ今更ながら
私も改めて
御舟の絵を模写して
息子の行動の裏にある
真の『心』に触れる事が出来た様な
そんな感じがしたんですよねー
そして私も
速水御舟は大正から
昭和初期に生きた人…
その時代はコピー機もないし
トレーシングペーパーもなかった筈
彼は和紙と半紙と
己のスケッチだけで
花達を美しく表現し尽くした…
そこには
圧倒的な御舟の
自然への敬愛を感じるんですね〜
…と
描けば描くほどに
御舟と会話してる感じが
してくるんです😊
そしてそんな御舟の世界に
ますます
どっぷりとのめり込む
今日この頃の私なのでした
