次に成りませる神の名は
宇比地邇の神（うひぢにのかみ）
次に妹須比智邇の神（いもすひぢにのかみ）
次に角杙の神（つのぐひのかみ）
次に妹活杙の神（いもいくぐのかみ）
次に意富斗能地の神（おほとのぢのかみ）
次に妹大斗乃神（いもおほとのべのかみ）
次に於母陀琉の神（おもだるのかみ）
次に妹阿夜訶志古泥の神（いもあやかしこねのかみ）
広い心の宇宙の中で
ある一点の純粋な欲望からはじまって
言霊ウアワヲオエヱが
独神の次元で出現しました
これらの神々は
我々の心の一番奥に鎮座して
身を隠しているから
我々は自覚はできません
心の奥に確かに実在してても
ひとり身でじーっと身を隠してたら
何も起きることはないんですよね
例えば
私と貴方が同じ部屋にいたとしても
そこが真っ暗で
お互いに後ろ向きに立ってて
目を閉じて耳を塞いでたら
互いに相手に全然気づかないですよね？
そんな状態と同じですね
せっかく同じ部屋にいても
動きが無ければ
お互いに働きかけもできません
お互いの存在に気づき
働きかけをするには
お互い以外の何かが必要になります
仕掛け人の役目をするものが
要ることになるんです
それが前述した浮油・・
がその働きをしてくれる
八父韻になります
今まで現れた心の宇宙には
主体となる母音のウアオエと
客体となる半母音のウワヲヱが
鎮座しています
この音たちは
我々の無意識の中にある
本能みたいなもんで
まあ大自然そのものなんです
実は
大自然だけでは・・
何も活動は始まらないのです
その大自然を見たり、聞いたり、
感じたり考えたり・・
・・という人の知性の働きがあってはじめて
この世界は動き出します
この人の知性の根本律動を
八父韻というのです・・・
八父韻とは
人の根本的な知性の働きには
八種類あるという事を言ってます
言霊「チ」「イ（yi）」「キ」「ミ」「シ」「リ」「ヒ」「ニ」
の八音で示しますが
この八音は二音二組の
四セットになっています
ここでようやく神々が
独神ではなくなりました
何故セットになってるのかというと
科学的に言うとどうやら
作用・反作用の法則に当てはまるらしいのです
でも・・・
私は実は
いまだにこの八父韻についての
人の知性の働きについては
理解できていません・・・
でもこの八つの響きとなる
八父韻は
昔から多くの宗教や哲学書で
知られてきた存在です
神道ではこの八父韻を
といい
仏教では
此岸より彼岸に渡す石橋
といわれ
また易経での
乾 兌 離 震 巽 坎 艮 坤
の八卦も
八父韻と同じ事を指しているのだそうです
さらにキリスト教では
我わが虹を雲の内に起さん
是我と世の間の契約の徴なるべし
・・と聖書創世記九章にある
・・んですか？
聖書は貴方の方が詳しいと思います
そして
きっとキリスト教での解釈と
これらは全然違うと思います
あくまで
言霊学の中では
そう言われてるってだけですから
気を悪くしないでくださいね
でもここで虹🌈が出てきました
虹・・って
一般的には七色って言われてるけど
実は八色あるんですよね
そして音階も・・・
ドレミファソラシドって
八音ですよね
ドは同じ音だから七つでは・・・？
って思うけど
何故か音階っていうとドからドまでを
私たちは一つの音階だと思っています
これって偶然なんでしょうかね？？
でも・・貴方は
うすうす感づいたんじゃないでしょうか？
貴方の「音」の正体に・・
そうなのです・・
実は虹が
この八父韻の正体なんです
虹のスペクトルが出るところには必ず
八父韻のヒビキが存在します
虹は光の原律・・
光の中にこの原律があることで
全ての事象が現れるんです
この八父韻の虹の働きを
昔の人は龍神と呼んだのだと
私は考えています
でも今は
そんな外の世界の話ではなく
私たちの内側の世界のハナシになります
貴方の音についても
また今度詳しく
お伝えしていきますね
なので
今回はここで終わりにします
この八父韻が
我々の心の中で
どう作用していくのかを
神々の名を通して
次回はお伝えしていこうと思います
ではまたね～👋
