次に進む前に
天名（あな）と真名（まな）
についてお伝えしておきます
これらの概念を頭の片隅にでも置いておくと
ここから先の
古事記の怒涛の展開にも
耐性ができるんじゃないかな・・
‥って思います
簡単に言えば
天名というのは
先天十七神の
「ウアワヲオエヱチイキミシリヒニイヰ」です
真名は
後天三十二子音
です
この話は
我々の心の宇宙の話ではなく
我々の脳内の話であるようです
私たちの頭の中で
言葉が湧き出るところを
井戸に例えて
「天の真名井（あめのまない）」
と言霊学ではいいます
脳科学でいう言語野のことかな？？
この天の真名井にいつもあるのが
先天十七神の「天名（あな）」です
そこから出てきて口まで降りてくるのが
「真名（まな）」です
そして実際に口から出る言葉が
「神名（かな）」といいます
そしてその口から出た言葉は
耳から脳内に入ります
それが再び「真名」となり
天の真名井に返っていきます
図にするとこんな感じ
図ではわかりやすく
二人のやり取りで描かれていますが
一人であっても同じです
ひとりでただ思ってるだけでも
その思いは無言なだけで
頭の中では
言葉になっています
言葉というのは全て
自分から外に発せられた時
創造が始まると
言霊学では言ってます
目の前にもし
自分以外の相手がいて
その相手に言葉が届いて
反応というのがあれば
現実が創造されていきますよね
反応が何もなくても
「何もなかった」という現実が創造されます
相手が人ではなかったとしても
それは同じことだと私は思います
動物だろうと植物だろうと
同じことだと私は思うんです
そして
周りに生命体が全く居なかったとしても
私達は常に
頭の中で
言葉を創造し
周りにある全てのモノに
名前をつけているんです
そのスピードが
あまりに速いから…
刹那の瞬間過ぎるから
我々には意識出来ないだけなのです
この理論でいくと
言葉を話すAIも
その言葉を聞く「人」が居なくては
存在できないと
いう事になります
だから
言葉を発して
どんな現実が創造されるのか
それは私たちの
言葉選びで変わってきます
この循環は
いつも 常に
私たちの頭の中で行われている
刹那の思いの言葉の循環なのです
じゃあ
その刹那の時に現れる
思いの言葉は
何に左右されると思いますか？
私達が意識してなくても
勝手に言葉は
創造されていますよね？
自分の周りに何も無かった事など
何もない真っ白な世界に居た事など
生きて来た中で経験した事ないでしょう？
それこそが
別天神(ことあまつかみ)の
お働きだと私は思っているんです
いつも私達が
一日のはじまりに
目を覚ました時
ちゃんと昨日の続きを始められるのは
言霊「ウ」の純粋な生きる欲望と
言霊「ヲ」「オ」の記憶と経験智があるからです
私達が意識しなくても
これらの神々は
勝手に全てを創造してくれてます
そして別天神は
もう二柱ありましたよね？
言霊「ア」「ワ」です
この二柱は純粋な感情を司っています
…て事はつまり
我々の意識出来ない所で
感情は働いているという事ですよね？
ここがね…
私はポイントだと思うんですよね〜
いつもどんな感情でいるのか…
それが
自分が無意識に発している言葉の
多くを支配しているのだと
思うんですよね〜
だから…ね
だから
いつも私達は
ゴキゲンでいるべきなのです
笑顔でいるべきなんです
その感情が
言葉を創り
その言葉が
世界を創るのですから…
この世界に住む
全てのヒトが全員幸せで
ひとり残らず全ての人が
笑顔で暮らせる世の中になるには
今を生きる人間の
一人ひとりがお互いに
誰かに嫌な思いをさせない様にする
ただそれだけの事なのだと思います
たったそれだけの事が…
いまだに人間は出来ませんよね
たったそれだけを
お互いに気をつけ合うだけなのに…ね
それだけを気をつけてれば
傷害事件なんて起きないし
戦争だって起きません
起きようがありません
起きようが…
ないのに…
､､て
こうして嘆くのも
言葉を創造することには
良くない感情なんでしょうね
だから私の人生は
こんな状態なのだと思います
だからまずは
自分を変えなければ
…と思う
今日この頃です
ではまた
