ここから古事記のお話は
最終章に突入します
なので
少し今までの流れを
おさらいしておきます
三十二の子音を生みました
次にイザナギだけで
主体側の五十音言霊の内容を検討し整理して
その中にタケミカヅチの男の神という真理を
発見しその精神構造の原理を完成させました
黄泉の国に行き
そこで諸外国の客観的な学問と文化を経験し
その状態を見て
自らの精神世界に逃げ帰ってきました
そして今
目の当たりにした客観世界の文化や思想を
タケミカヅチの真理で以て
どのように整理活用するかを
確立していこうという段階に入りました
まあざっくりまとめると
こんな感じです
これから物語は
身禊（みそぎ）の章に突入します
みそぎというと
現代の我々のイメージでは
なんか・・こう
滝に打たれたり、きれいな水を浴びたりと
そんな感じがしちゃいますが
ここでの身禊は
そういう「行」めいた
罪や穢れを祓い
赦しを願ったりするような
そういう次元のモノではありません
ここでの身禊は
五十音言霊の原理を外の世界に照らし合わせて
自らの生きる道を
世界の為に役立つように
操作・運用していくことです
・・とはいっても
そんな大ごとな話ではなく
そうなっていくように
個人がどう活動するかの
根本的な行動の事を言ってるだけなんです
一人ひとりのそうした行動が
調和した世界を造る
第一歩になるというか
基本中の基本なんだよ～と
古事記はいっているのだと
私は思います
でも
ここから先は
もっと難解になるんです
とっても知りたい部分なのに
ちっともわかんないのが
このミソギの章なんです
でも頑張って
お伝えしていきます
じゃないと
後悔しちゃいそうだから…
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