此の三柱の綿津見神は、阿曇連等が祖神と以いつく神なり
( このみはしらのわたつみのかみはあづみのむらじらがおやがみとも ちいつくかみなり)
故れ阿曇連等は、其の綿津見神の子、宇都志日金拆命の子孫なり
(かれあづみのむらじらは、このわたつみのかみのみこ、 うつしひがなさくのみことのすゑなり)
<現代語訳>
この三柱の綿津見神は、阿曇連等が祖神として祭る神々です
阿曇連等はこの綿津見神の御子の宇都志日金拆命の子孫です
・・・・・・
阿曇連等という人々は
海人一族と呼ばれた一族だという説があります
また彼らの役割は
外国から輸入された言葉を
言葉の原理に則って
実相を表す大和言葉に直す役目があったと
推測されています
それは
宇都志日金拆命という神の名から
推測されている様で
宇都志とは現(うつし)
日は霊(ひ)
金拆は(仮名、または神名咲く)
という意味から
そういう役職があったのだろうと
言霊学の本の中では説かれています