是に其の妹伊耶那美命を相見まく欲して（
黄泉国に追いひ往でましき（よもつくににおひでましき）
その後どうしても
黄泉の国へ後を追っておいでになりました
ふつーに訳すとこうなります
世界中の神話の中に
この黄泉の国っていうのは登場しますが
そのどれもが
死者の世界だとか
地下にある怖い国
みたいな感じで描かれています
言霊学の見地では
黄泉の国というのは
広い視点でいえば
日本から見て四方の国・・
四方津国（よもつくに）ということで
外国の事を指しています
個人の視点からでは
自らを中心とした客観世界の事を指します
イザナギは我々の心の宇宙の中で
主体を司る存在です
それに対して
イザナミは客体でしたね
イザナギの中に今は
タケミカヅチという
理想の精神構造が確立し
それを自覚している状態でいます
その自覚を持ったまま
客観世界ではどう通用するのかを
検証しに行った・・・
みたいな感じらしいんですが・・・
ここからは
言霊学の中では
かなり偏った解釈になっていきます
あくまで
言霊学の視点から見てっていうだけの
解釈ですので
気を悪くしないで下さいね
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